『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』第1話感想
※ネタバレあります
木10『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』
面白かった!!竹内結子の演技がすごくすごくよかった!好きだ!
竹内結子、水川あさみ、斉藤由貴の女3人組がカッコよすぎる。カッコいい女が好きな私としては堪らない。ハーバード卒の中川大志は可愛いですね。強い女たちのからかわれてワタワタしてる感じ。
バカリズムはバカリズムにしか見えないけど、不思議感はいい感じに出てました。
そして最近よく見かける泉里香は、1番のキーマンって感じがしますね。どことどう繋がってくるのかとても楽しみです。
内容としては、いきなり性的マイノリティを扱った内容となってましたね。女だけど男の気持ちを持つパターン。こうやってドラマを通して性的マイノリティへの偏見がなくなっていけばいいなぁと心から思ってます。
アイドルたち4人の友情がとても熱い。でも私はなかなかそこには気付けなかった。気付いた弁護士たち凄すぎる。プランBまで(もしかしたらCやDもあったのかも)考えてあって伝達も行き届いてて普通にスゲェ。社長を説き伏せるための準備も完璧でしたね。一体彼女(竹内結子)は何者…。
また、弁護士といえば法廷に立つイメージですが、今回は『スキャンダル専門』ということで、こういう弁護士もいるんだなぁと新しい世界を知りました。裁判沙汰には持ち込まず、弱みを握って相互に1番利益のある(ダメージの少ない)示談に持ち込む感じがいいですね。
また、堅苦しくはなく、弁護士なのにみんなカジュアルな服装と仲の良さ、副所長バカリズムのゆるゆる感、副所長と弁護士たちの堂々巡りの言い争い、新人イケメン弁護士をからかうベテラン女たちの構図など、コミカルさもあって良かった。
スキャンダル専門弁護士と銘打っていますが、「1番最小限のダメージで済むなんたら」っていうのが決め台詞なのかな?うまく言葉で説き伏せるのが気持ちいい!系ドラマ。
まぁこれも弁護士モノということで1話完結なのですけれども、まだ泉里香くらいしかこれからのワクワク感がないのが少し物足りない。ただの痛快ドラマとして楽しむ程度に見ようかな。
『トレース〜科捜研の男〜』第1話感想
※ネタバレあり
フジテレビ月曜9時
『トレース〜科捜研の男〜』
主演:錦戸亮
フジテレビの1月期月9ドラマの舞台は、今まで数々のドラマでも扱われてきた科学捜査研究所(科捜研)。しかし「トレース~科捜研の男~」と題してお送りする今作品の主役は……女性ではなく、「男」!さらに原作者は元・科捜研ということで、実際に起きた事件や経験をベースにリアリティーたっぷりに描く本格科捜研サスペンスです。
冬ドラマ月9の主演は錦戸亮でした!!実は私(元)eighterなので、錦戸亮の演技力は存じております。彼、とても演技が上手なんです。特に、とても前のドラマですが『ラストフレンズ』でDV彼氏役をやった時なんかはもう圧巻の演技力でした。
ただ、今回月9はおきにきた感がありましたね。刑事モノならとりあえず視聴率取れるだろ感がなんとも。まぁあの有名な科捜研の女をモジってるところをどう取られるかは微妙なところですが。
見ていて1番鼻についたのは、申し訳ないですが船越さんの演技でした。船越さんの演技はいいんですけど、このドラマにはうーーーん…錦戸亮の役(真野礼二)がクールな反面、虎丸さん(船越英一郎)の圧が強すぎて主張が激しいというか、今時こんな刑事いないだろというか、完全なる悪者感というか。ちょっとうるさいなぁと思ってしまいました。
twitterで見ていると「吉田鋼太郎さんなら…」と呟いている方がいらっしゃって、それはいいかも!!!!と思いました。
そんなことはさておき、内容は序盤の展開の速さに少し驚きましたが、私はこのくらい急展開も悪くはないかなと。いきなり視聴者を掴みに行ってていいなと思いました。
また、犯人は絶対父親だろと疑ってなかったけどまさかのどんでん返しがありましたね。この犯人が今のマンションに5年以上住んでいて、隣の部屋から好きなJKが居なくなって4年も経っているのに未だに好きなんて執着心が過ぎるなとは思いましたが。好きな人はいなくて夫婦2人きりの部屋でも4年間も盗聴してたと思うと結構キモチワルイ。。。
新人科捜研の沢口(新木優子)はまぁまぁ。てか名前科捜研の女に寄せすぎ(笑)
でも沢口は完全に野間に心は開いていくんだろうな。ここに恋の予感はあるのかな?まだ全くわからないけど。
真野も冷徹さの中にある人間味とか優しさがすごく伝わってきましたね。優しい時の演技が錦戸亮ッッ!!!!って感じでした。好き。
そして過去のトラウマが気になりますね。この伏線はいつ回収されるのか気になるところ。
ただ、子供に対して「親を救うために生まれてきた」というのはあんまりです。そんな訳がない。みんな幸せになるために生まれてくるのです。その言葉は母親を一時的に宥めるためにしか使えないでしょ。そのあと何故か改心して感傷に浸っている虎丸が「そう思わないと救われない」と言うから、まぁそれならまだわかるけど…とは思いましたが、うーん。もっといい台詞はなかったかなぁ。
またコミカル要素が0なのも残念。ポストアンナチュラルだとしたらコミカルさが決定的な差ですね。
刑事ドラマなので1話完結なのは仕方のないことですが、真野の過去を解いていくのが大枠のテーマなのかもしれないですね。長い目で見て楽しめるドラマになることを願います!
『3年A組ー今から皆さんは、人質ですー』第1話感想
※ネタバレあり
2019年冬ドラマ一発目!
日テレ日曜10時30分
『3年A組ー今から皆さんは、人質ですー』
主演:菅田将暉
卒業まで残り10日ー。生徒たちの高校生活は平穏に幕を閉じる……はずだった。
だが、教師はその日、担任生徒29人を集めて、突然こう告げた。
「今から皆さんは……僕の人質です。」
こういうの待ってました。
ひさびさにハラハラドキドキさせられるドラマだった〜!
平気で人が死ぬドラマ最高です。
なぜ澪奈(上白石萌歌)は死んだのか、なぜ柊先生(菅田将暉)は嫌われていたのか、柊先生と澪奈はなぜ親しかったのか、いろいろと気になるところがありますね。
澪奈も可愛いけどやっぱりさくら(永野芽郁)の顔が綺麗すぎてこの2人の関係成り立たない感はあるけど、永野芽郁の演技とても好きでした。
いや何より菅田将暉の演技力には脱帽。
生徒たちに変わって欲しいと言うシーンは、柊先生の本心が見えて感動。
柊先生は自分の人生を捨ててでも、生徒たちの人生観を変えたいと本気で挑んでいるんだろうな。殺しちゃった1人の人生を終わらせてしまったことには矛盾を感じるけど。
他の生徒のキャストも人気若手をバンバン使ってますね。アンナチュラル第7話でいじめられていた2人(望月歩・神尾楓珠)が、また高校の同級生役で共演というのは胸アツでした!今後の出番に期待大。
このドラマでは生徒全員に役名やキャラ設定がついていて、モブが1人もいないっぽいので無名若手が有名になるチャンスですね。
映画『高崎グラフィティ』に出演していた荻原利久は私の密かに期待している若手さんなのでここで知名度アップさせてほしいところ。
まぁ私は若手俳優より30代前後の中堅俳優の方が好きですが…。
澪奈のあの手紙は、さくらを守るためだった。大切なさくらに同じ思いをさせないために、自ら自分との距離を離させた。それをさくらも気付いていて、気付いていないフリをした。さくらは澪奈のように強くはなかった。でも柊先生の起こした非日常の中で、強くなった。澪奈はさくらがいじめられたら怒ると言ってくれたのを思い出し、ついに勇気を出して言うことができた。「ふざけんじゃねぇ!」と。さくらは変われた。
それでも他の生徒たちの心は動かなかったのだとしたら、先生の言う通り本当に中身のないクズですね。
果たして柊先生は生徒全員の人生観を変えられるのか…(まぁ既に1人殺しちゃってますけど)
また来週が楽しみで仕方ないです!